2011年7月31日日曜日

その昔「日本のため」を金科玉条にして戦争を美化した指導者たちが、婦女子に竹やり訓練などを押しつけて世論を誘導し破滅の戦争に進んだ教訓がある。

「日本経済のための原発」も、「偽メール」など次々と胡散臭いニュースが明るみになると、国民の知らないところで醜悪な人間どもが、徒党を組んで我欲を満たすために秘かに蠢いているのでは疑いたくなる。

 高級車に乗り秘書を連れた政治家や首長、高級官僚など、上から目線の原発巨大利権勝ち組連合の面々で、面々に共通していることはお互いに深い利害関係で結ばれていて、そのことをおくびにも出さず涼しいん顔で原発の必要性を訴えている。実に上手く本性を隠した名演技者である。

 国と言い地方と言い、演技の上手い人「パホーマンスの好きな口先だけの人」が政治家に立つことは理に適ってはいるが、不祥事が氷山の一角であることを考えると気分が悪い。
 思い起せば使った燃料棒の処分の解決策もないまま燃やし続けることは、トイレのないマンションを建てて売るような異常行動であるのに、それを国民が感じなくなっていたことが悲しい事態だと言わざるを得ないです。
地球や自然というマグマ活動する有限で過酷な環境のなかで活きる人類は、謙虚で身の丈に合った生き方が必要だと痛感します。

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