水彩画教室2(Watercolor class 2)


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水彩画教室2   Watercolor class 2
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2011.11.4. Google検索1位

今年の春に立ち上げた水彩画教室では、誰でも描けるようにと勝手に「4線描写」という方法をサイトにも書きましたが、半年後の10月にはGoogle検索で「4線描写」が、一枚目の最上位に表示されて驚いた。また「水彩画教室」というキーワードも同じように1位にヒットします。
4線描写 =8.600.000.件中1位(当水彩画教室が表示

水彩画教室1=10,800,000 件1位
水彩画教室2=8,080,000 件中1位

また4線描写を「Goodle画像検索」をしても一枚目の最上位に教室で使った画像が羅列されて、教室1と2へのリンクが張られています。この数字がHPのアクセス数にそのまま反映はしませんが、「4線描写」をきっかけにして将来に水彩画関連のアクセスが伸びる可能性があります。
またSEOの一つとしてコンテンツの一つである「楽しい水彩画」が、子供、孫ページが増えて、ピラミット型のツリー 構造になっていることが役立っているかも知れない。

4線描写Google画像検索=1.180.000件中1位

過去には「プロが教える眉毛の整え方」が月に15.000カウント「現在は5.000前後に落ち着いている」を打ちましたが、そうした期待を抱かせるキーワードであり、ネットの不思議な可能性を含んでいます。
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11月8日の教室
デッサンは正しく模写するという目的があり毎回行う。彩色は様々な個性やタッチの違いなど多様なので毎回は行わない。
今回は菖蒲を4線描写にたよらずに模写の練習です。

前回のコスモスは包み込むような曲線がポイントだったが、今回は不規則な線の模写です。30分ほどの時間制限を設けてデッサンをしょうと考えている。そのあと年賀状の参考は私の水墨画を予定。鳥を省かば真ん中に書が書ける。「7日」 

8日は菖蒲の4線なしの模写は全員が反対で、いまや杖替わりになってしまったか。しかし全員が程よくデッサンができている。彩色はやめて


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次に進んだのは年賀状の松「上記私の水墨作品」の描写です。水墨画は基本的に下書きはしない。特に何十枚の年賀状には不向きで、書画一体の書道の筆勢、直截性を水墨画でも良しとします。一筆描きは枯葉を模写した時も少し勉強しましたが、水墨の濃淡加減と筆の角度が難しく皆さん苦労された。先に向かって細くなることと松梅竹の節部分は少し太くなることを一筆描きで描かなければならない。また松ボックリの葉の四方に伸びる細い線も、多くの人は太く短かい。この筆勢は高度な技になり何回も練習が必要。

なんとか作品らしいOさんの松の作品を一枚UPしました。また前回完成しなかったコスモスも含む。
松の葉は鋭くて固くて伸び方はV字で八方には伸びていない。先端が細く根本は太くなる、描き方は画用紙を下向けで上から下に線を描いてもよいが、その場合は先端を曲線で跳ねないように。先端が跳ねると固さがなくなり柔らかい線になる。「赤ちゃんの髪の毛」またV字に伸ばし方も太く短く、濃い薄い、長い短い、太い細いのランダムな変化が大切です。下のコスモスは蕾が開いた包み込むような曲線と花びらの前後の関係、花びらと花びらの切れ目の鋭い線など合格です。

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11月22日の教室

前回は年賀状に役立つ題材「松竹梅」を練習したが、鉛筆デッサンをしない一筆描きで皆さん戸惑いがあったため、松竹梅を描く前の段階「一筆描き」の練習を今回行う。自宅の庭のもみじの枯れ枝を折って配りその模写です。

根本は太く先に向かって細くなる。節部分は濃く太い。枝は節ごとに角度を変えて伸びる。また根本の太い部分は濃淡「丸み」が出せる。小枝は筆を立てて描く。等々が注意点ですが、水分の適量が分からずボテッと太く太鼓腹になってしまう。
「一筆描き」の前に筆につける水と絵具の加減が難しい。

次に行ったのは奈良の薬師寺の4線模写。大池越しの定番の構図で風景画としてはシンプルで描きやすい。早朝で朝焼けが左の地平線から現れた。
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筆の水加減を間違えると薬師寺右手の森が山のように変貌します。その他は誰が見ても薬師寺には見える。
この日は4時終了が4時40分になり外は暗くなりかけていた
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2011.12.13.  親戚の不幸で第二火曜の教室は中止です。
   また第四火曜の教室は年末に入り理容室は営業日で、第三火曜に変更です。
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2011.12.20 最後の教室。
年賀用の絵は一筆書きなるために今までとは違う線描きが必要。筆を寝させれば太い幹、立てれば細い枝が描けるが、それぞれの適量の水分が難しい。また書のように筆勢が必要で簡単なようだが簡単ではない。
最後の教室なのでシンプルな年賀の素材を用意した。

年賀ハガキの左側に収めるため細長いデザインです。例として2点描いたがまず葉を3段ぐらい描いてその後に枝が描きやすい。この右に年賀の挨拶文が入る。
筆数が少ないので年賀向き。
次に行ったのは加山又造画伯の模写作品で額に飾れるような白梅です。白梅は背景塗りが必要なので紅梅に変更。この題材の縦横の比率は画用紙のF4の
比率と同じなので、カットいなくても額に入る。
注意点は花が小さくなりがちなこと。幹の太さに対する花の大きさで寸法を測れる。


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4線模写でほぼデッサンは完成。完成すれば塗り絵のように花と小枝を彩色する。
幹の彩色は今日の題材のポイントで、ゴツゴツ感、固い、荒い、鋭い、古木などのイメージでどのように彩色するか。
下地塗りだけを指示してあとは各人に任せた。
正月に額に入れて飾れる作品の完成です。
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2012.1.10 新年描初め 
この題材から「3年後の初夏に屋外で太陽や風を感じながら、木漏れ日の下で
優雅で穏やかな時間を過ごしたいと感じませんか?」と尋ねたが、皆さんは
今一自信がなさそうだった。
バックの処理は難しいので人物だけのデッサン、人体のバランスや調和をしっかりしてほしいとアドバイス。
しかし帽子のある三角部分が一番難しそうだった。帽子は水平になり顔は正面を向くことになる。
そうした修正に手間取り未完成だが写真をUP。
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2012.1.24 前後&上下の背景練習
前回は「Facebookの恋人」を描いた。4線描写による人物はよかったが、木漏れ日をつくる背景の茂みの処置が難しくて無理もない。水彩風景画の背景、中近景の植物には前後&上下の関係があり、それを理解なくして写生はできない。
なので今回は林や茂みを練習するための題材を描いた。これを4線模写すると時間がかかるので初めてトレースで画用紙に複写する。そのために線で輪郭をとった。
A4コピー用紙にプリントして画用紙との間にカーボン紙を挟みボールペンでなぞるのである。この顛末は来週に。
教室「トレース」
当日はプリントしたテキストの線をなぞる静かな作業の時間が過ぎた。全員が完成後に一番遠い空から順に手前に来る前後の関係と、下地の色、上下の関係を交えて実際に彩色して説明する。塗り絵のようにならないような個性が大切になるかな。
トレースはデッサンの練習にはならないが彩色の練習はできる。また新聞雑誌等で好きな写真があれば自宅でもトレースして楽しめる。
「Facebookの恋人」は前回未完成の人の作品。


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2月14日 器の写生
前回はトレースで彩色の勉強。今日は久しぶりの写生です。自宅の器を複数テーブルに並べて各自に選んでもらうが、難しい題材を選んだ人もいた。
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2月28日の教室
前回の器の写生で難しい題材を選んだ人が2人いた。私の作った徳利と志野風の小鉢である。徳利は凸凹で小鉢は複雑な風合いがあり共に彩色が難しい。
なので二つの器をもう一度描くための題材を描いて模写の予定をしていた。
ところが前日に多くのバラを頂いて急遽生花の写生に変更。

私も久しぶりに花器に活けられた複数のバラを描いたが、描いているうちに写生とは画用紙に活け花をするようなものだなと感じた。盆栽や活け花に美を感じてArtになるように、画用紙に描こうとするものを組み合わせたり調和させて活かすことが絵画である。画用紙は額縁であり花器なのだ。そのなかでいかに美を感じさせるような活かし方ができるか~♪。ふ~!絵画とは画用紙に活け花をするようなもの。一理あるような気がする。
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3月13日の教室
前々回に器の写生をしたが、難しい題材を2点ピックUPして挑戦。小鉢はセピアを使うため汚れたようになり、崩し描きは難しく筆を立てて細密に仕上げ。自作のトックリは早描きで筆勢を意識して筆を寝させて滲みはみ出しOK.



前回の花の写生で花の王様薔薇を再度描く。花びらの描き方がポイントだったが、画用紙のなかにほぼ収まる作品になる。
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3月27日室
4月からスタートした教室はこの日で一年「24回」経過。当初の「東山動植物園で写生する」に向かい、今日は動物園へ出かけたつもりで好きな動物を4線描写なしで写生。

サイは私を含めて3人、エルグランド私だけ、狸私を含めて3人。鶏2人、象1人。
一般的に風景は得意だが動物や人物は苦手、陶芸で茶碗は得意だが猫は苦手、このような人は珍しくないが何故か?。物体というイメージが描けない?。
大きく分けて頭、胴体、手足になるがそれぞれの物体に特有の個性がある。全体像のなかで頭部「顔」の描写が大切、頭部の中では目鼻口の形状、位置、向きが大切になる。





従ってそれぞれの個性を正確に観察して脳裏に浮かべながら頭から描き始めて画用紙にバランス良く納める感覚が必要になる。
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水彩画教室3   Watercolor class 3
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2012年5月.8日の教室
前回は器に花を写生したが、ものが入る器が正しく描けない人がいた。
例えばお椀を表現するためには、ものを入れられる丸みのある容器を表現
するために斜めから描くことになる。「真上からはお椀に見えない」
そうすると横長の楕円形になるが楕円が描けない。
なので今日からは台所の容器を一点づつ想像で鉛筆デッサンすることにして、
本日は主婦が何万回も手に持ったお椀を想像で描いてもらう。
次は久しぶりに4線描写でジャンセンの人物画にする。4線描写の人物画は4線描写に最も適していて皆さんそれらしく描けました。そして彩色も自由な感性に任せた。右は手本です。


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2012,5,22の水彩画教室

急遽予定を変更して直近でUPしたFacebookの「友人」のプロフィール写真「左」の模写作品「右」を題材にする。
人物は4線描写で描きやすいので今日は斜めの2線描写で描く。
デッサンだけは正確に描いて彩色は自由に任せたが、下半身の身にまとうものが分かりにくく意見や疑問が続出しながら2時間以内に完成した。ただ自由に任せた彩色だったが、全員の作品の水面に私の手を加えてしまい、良かったか悪かったか疑問が残る。

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6月12日の教室
絵画はデッサンと彩色の二つの技があり、初めにデッサンありきなので今回は4線描写に頼らない「似て非なるもの」の練習をした。例えば同じ人間だが①男女の外見的な顔は違います。どこが違うかを頭で想定する、それぞれの個性を捉える練習です。ゲジゲジ眉毛は男性に見られるが女性では殆ど見ません。また女性は口紅やイヤリングを付ける。その上髪を肩まで長髪にすれば女性完成です。男性は髪はスポーツ刈り、口ひげでも生やせば女性には見えない。
②容器のグラスコップと皿、③4本足の象とキリン、④リンゴと茄子、などそれぞれに個性があり個性と個性の違いを脳裏に描けなければいけません。正しく描ければ紙にも描けるでしょう。
今回は①②④を画用紙の裏に描いてもらった。


2012.6月分から新館水彩画教室4に移りました