2015年10月3日土曜日

「粋」に感じる郡上八幡Gujo Odori

 



妻と結婚以来40数年間、山間の妻の実家近くで鮎釣りや郡上踊りを楽しめたことは幸せでした。
長良川支流を遡れば都会では感じられない原始の澄んだ美しい渓谷があり、生態系のなかでさまざまな生き物の共存する理想郷のような営みがあり、俳句や水彩画、水墨画を趣味に持つことができた。霧でもでれば水墨画のような幽玄の世界を目の当たりにでき、雄大悠久な自然と人間のはかなさの自覚は私には大きな財産になる。
 
 日が翳れば八幡の町は哀愁の調べによる盆踊りが始まる。過去なんとなく踊ってきたが最近になり踊りの真髄や琴線に触れたように新鮮な感動を得た。

 原因の一つに郡上関連の私のサイトを充実させるべく、資料調べをして更新したことかも知れない。日本三大盆踊りの一つであること。また唯一子ども老人、観光客などの参加自由であること。歌詞には男女の逢う瀬や色恋の思いなど。郡上最大のイベントが、地域や町民のこころを一つにして「踊りの輪」「粋を共有」の文化を形成していることなどに意義と美しさを感じるのである。

その上感慨に醸成されるように、粋な踊りの絵を描き粋な人生を送りたい思いが強まる。

郡上八幡Gujo Odori
http://www.geocities.jp/oiroy61okeus/newpage220.htm


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