2012年7月8日日曜日

原発事故について浜 矩子氏の論文 「誇り高き謙虚」中日新聞2012.7.8「視座」

当ブログで過去に「人の脆弱性」について述べました。また一昨日の国会事故報告書において、「原発事故は関係する人々の傲慢さにあった」とする原発事故報告書について 矩子 氏は「プライドなき傲慢」と関係者を断じた。このなかで浜氏は論拠となる「加賀乙彦」氏の近著「科学と宗教と死」の一文を引用されている。
「科学を追求するほど謙虚な気持ちが生まれる。、、、知れば知るほど、理解が進めば進むほど、
知らないこと、解っていないことのすざまじき広大さが見えてくる。その広大さへの畏敬の念が、
探究する人々を限りなく謙虚にする。そして神の抱擁のとてつもない懐の深さへの思いが募る」
これほど「プライドなき傲慢」から遠い世界はないだろう。、、、
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「科学が発達すればするほど人は脆弱になり、だから謙虚にならなければいけない」
3.11以後に無学な私が”自然”から学んだ論理です。

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